今回私がKESTESの奨学生として推薦したJohn Mwaura君の家族です。彼の家はKorogochoというナイロビのスラム地区にあります。治安も衛生状態も極めて悪いところで,観光客はもちろん,外国人はまず来ません。私はJohn君と一緒に歩いていたのですが,あちこちから冷やかし半分で声をかけられました。彼がいなければ決して歩くことはできなかったでしょう。
スラム地区にはたくさんのストリートチルドレンがいます。彼らの大半はタバコやシンナー(こちらではグルーという接着剤を吸引しています),バンギという麻薬などに手を染めています。実は,John君も更正院に来る前はそんなストリートボーイの一人だったのです。
彼のお母さんは7年前に亡くなりました。お父さんはアル中から肝臓を患い,今は寝たきりです。3人のお姉さんが一家の生計を支えていますが,みんな無職です。売春(1晩で300~500shにしかならないそうです)や物乞いで入る臨時収入が一家の収入の全てなのです。